＊＊今日思いついた素敵なこと＊＊

 

昨日、MUSICAL「タールピット」の券売を開始しました。

小さな規模の公演ながら、とても期待を寄せてくださっている方が多く、初日から思いがけずたくさんの御予約を頂きました。

小さな劇場ですから、そんな大きな話ではないのですけれど、

やはり嬉しいものです。

 

そこで、ちょっと素敵なことを思いついてしまいました。

「嬉しいので、何かプレゼントをしよう！」

 

この作品に着手してから、実質５日で書き上げたと先日Facebookに書きましたが、

その前に、もちろん、書き上げるための時間がありました。

わたしは脚本を書く時、自分が書こうとしている物語の登場人物を知るために、

彼らのことをまず小説風に書き上げます。

そして、彼らが勝手に喋り始めたり動き始めたりするのを待つんです。

今回は、登場人物の、親、そのまた親世代の、三世代分を書いてみました。

大正末期からの年表を作り、彼らの家系を眺めたりもしました。

 

この小説風の、プレ「タールピット」を、

【7月21日(月祝) 24:00】までに御予約くださったお客様に、

劇場でプレゼントいたします。

終演後、これを読んで頂くと、きっと「タールピット」の余韻を、より楽しんで頂けると思います。

 

題して「タールピット・クロニクル」

すでに、わたしのMacのハードディスクの肥やしになる予定だった文章を、

これから手を入れて、ちゃんと読み物にする、という仕事を、自分で増やしてしまうことになるわけですが、

これは、実にわくわくする作業です。

「お届けしたい！」と思います。

 

2014年6月28日　石丸　さち子